ライン

−私のバイク履歴−

 私はバイクの持つ能力をフルに使い切って走るのが好きなので、250ccをずっと乗り継いできました。競ったら絶対駄目ですが、自己満足の世界なら中型ってかなり楽しめるクラスだと思います。
 しかし大型免許の取得が教習所で出来るようになってから、販売の主力が大型に移ってしまい、中型はスクーターとネイキッドがかろうじて生き残っているだけという寂しい状態になってしまいました。おかげで中型車の中古価格は高値安定状態で、下手をすると大型の少し前のモデルの方が免許を取っても安く上がるような状態です。
 ただ、最近になって250ccのSSが若者を中心に再び盛り上がって来ているので、小排気量車の行く先は明るいのかも知れません。まあ、400ccは免許制度や税金の区分が変らないとこのままでしょうけど。
 小排気量車には大排気量車と違った楽しみがあることを皆さんに思い出していただき、小排気量車が復権してくれることを切に望んでいます。
(大排気量車は大排気量車で別の楽しみがあるので、全体的に活性化してくれればいいですね。)


 HONDA レブル(1型)
  [1986〜1987]
  ・空冷4sth並列2気筒 233cc
  ・馬力  21PS/8500rpm
  ・トルク  2.0kgm/8500rpm
  ・車重  137kg
  ・燃費 最高で50km/l超、
      平均でも40km/l以上



 中型免許(今の普通二輪)を取って、初めて買ったバイク。60〜80kmまでで流して走る分にはとても気分がいい(全然速くはないけどね)。
 その状態だと燃費が驚くほど良く、リッター50kmを越えることもしばしば。アメリカンが流行するはしりとなったバイク。
 週末になると、こいつでそこら中を走り回った。86年に潮岬に初めて行った時もこのバイクだった。名神走行中に雪に見舞われ、急激にエンジンが冷えたせいで止まってしまった時は焦ったな〜。

<乗り換え>
 VTの1型とヤマハのフェーザーと一緒に走る機会が増え、コーナーでもう少し楽しいバイクが欲しくなり、買い換えた
 

 HONDA GB250クラブマン
          (1型)

  [1987〜1988]
  ・空冷4sth単気筒 249cc
  ・馬力  30PS/9500rpm
  ・トルク  2.4kgm/8000rpm
  ・車重  130kg
  ・燃費 最高で40km/l超、
      平均でも30km/l以上
 買ったショップの説明では室内でディスプレイ用に使っていたとのことで、300km程しか乗られていなかったバイク。確かに見た目はシングルシートカウル、メーターバイザー、専用タンクバックが付いていてかっこよかった。ビンテージバイクがはやる前に先取りして乗っていたバイク。ウェアなんかも全身真っ黒の皮で固めていた。

 単気筒なので低速域でギクシャクするのは仕方がないと思い、乗りにくいのを我慢していたが、ある時上り坂でクラッチを切ったら、アクセルを戻しているのにいきなりエンジンが吹け切った状態に! びっくりしてエンジンを切って、アイドリングスクリューを調整したら、これまでのギクシャク感がうそのように消えた。長期保管車を買った時の整備の重要性を認識させられた一台。

 ダンストールマフラーに交換し、自分でキャブセッティングもやった。専用の油温計を買うお金がなかったため、200℃まで測れる普通の温度計をタンクバックの中にいつも入れていた。
 ウインカー、チェーンケース、ミラーといった外装部品もちょこちょこ交換しイメージチェンジを図り、ビンテージがはやる前だったせいか、街中を走っている写真が雑誌に載ったのも懐かしい思い出となっている。

<乗り換え>
 たまたま立ち寄った普段行かないレッドバロンでSDRのほぼ新車を発見。1度は2stに乗ってみたい、という思いが高まって、乗り換え決定。
 

 
YAMAHA SDR
  [1988]
  ・水冷2st単気筒 195cc
  ・馬力  34PS/9000rpm
  ・トルク  2.8kgm/8000rpm
  ・車重  105kg(!)
  ・燃費  平均25km/l程度
 ショップでフレームワークのきれいさに一目ぼれし衝動買いしたバイク。 何でもテレビ局の懸賞品で、あたった人が即売ったバイクらしい。そのためほとんど新車状態。

 今までのバイクは加速を楽しむタイプのバイクではなかったため、すごく刺激的だった。単気筒なので2stながら低速トルクがあり、80kmまでの加速勝負なら4st250は敵じゃなかった。
 最高速もメーター読みで160kmまでは余裕で出た。ただ、ツーリングでは荷物が積めないのでちょっと大変だったけど。今新車があったらまた買いたいバイクの1台。ただ当時はまだ痩せていたから良かったが、太ってしまった今では似合わないだろうな。カストロールの焼けた匂いが懐かしい。

<乗り換え>
 たまたま立ち寄ったYSP店で走行距離の少ないTZRを見つけたため乗り換え。200ccシングルでこれなら、250ccパラツインの2stって・・、確かめてみたい思いもあったので。


 
YAMAHA TZR250(1型)
   [1988〜1990]
  ・水冷2st並列2気筒 249cc
  ・馬力  45PS/9500rpm
  ・トルク  3.5kgm/9000rpm
  ・車重  125kg
  ・燃費  平均23km/l程度
  
 1度は2st250に乗って見たくて買ったバイク。全日本ロードレース参加車両をイメージしたタイガーカラーの限定車。前オーナーはおじさんとの事で、8000kmほど乗ってあったが非常に程度が良かった。

 当時の最新レプリカだけにとても良く走ったし、フレームや足回りががっちりしていてコーナーでも安心して攻め込めた。ただ、絶対性能は別としてSDRに感じた感動はあまりなかった。いいバイクだったんだが、まとまりすぎていたからかな。
 今のかみさんと付き合いだした頃で、名古屋モーターショーを見に行こうと初めてタンデムをして、交差点の発進でかみさんを落としかけた思い出あり。

<乗り換え>
 結婚し、新居に移ったんですが、250ccのバイクを置いておく場所がなく、やむなく乗り換え。
 

 YAMAHA SDR

  [1990〜1991]
  ・水冷2st単気筒 195cc
  ・馬力  34PS/9000rpm
  ・トルク  2.8kgm/8000rpm
  ・車重  105kg(!)
  ・燃費  平均24km/l程度
 結婚後の新居の回りはちょっと物騒でバイクの盗難が怖かったため、物置の中にバイクを入れることにし、そこのドアを通れるサイズのバイクと思ったらこれに替えるしかなかった。不人気車のため、新車が叩き売り状態だったのを購入。
 1台目のSDRに比べ、同じノーマルでも高速域での伸びが悪かったように感じた。前がTZRだったので余計に頭打ちを感じたのかも。

<乗り換え>
 購入後しばらくして、ふぁるこさん夫婦、KIDさん夫婦(その頃はまだ結婚していなかったが)と6人でバイクで遊びに行き、タンデムツーリングの楽しさに目覚め、タンデムが楽に出来て、倉庫の外に置いても安心な余り高くないバイクを探すことに。


 HONDA VT250FE(2型)
  [1991〜1994]
  ・水冷4st並列2気筒 248cc
  ・馬力  40PS/12500rpm
  ・トルク  2.3kgm/8000rpm
  ・車重  152kg
  ・燃費  平均25km/l程度
 頑丈で扱いやすく、タンデムがしやすい250といえばVTでしょう、ということで、VTに絞って探した結果、この2型VTに決定。92年に子供が出来るまで、かみさんとタンデムでよく遊びにいった。
 ミラーがカウルについているが、ものすごく後方視認性が悪いため、3型VTのハンドルマウントタイプのミラーに変更した以外は何もいじらず。
 本当に良く出来たバイクで、月1回の日帰り一般道500kmツーリングに充分応えてくれた。いい意味で実用車。

<乗り換え>
 仲間内でオフ車に乗る人や大型車に乗る人が増えたため、どちらにも対応出来るバイクに乗り換え。

 
HONDA CRM250R
      (2型91年式)

  [1994〜2000]
  ・水冷2st単気筒 246cc
  ・馬力  40PS/8000rpm
  ・トルク  3.7kgm/6500rpm
  ・車重  115kg
  ・燃費  平均23km/l程度
 オフバイクに乗る友人が増える一方で、大型バイクに乗り換える人もいて、どっちのツーリングにも対応したくて選んだバイク。型落ち新車で10万引きだったのも魅力。自分の車歴で初めてとなるオフ車で、走行中の転倒を初めて味わったバイクでもあります。まあ、オフを走ってこけないなんてありえない話ですけどね。

 2st単気筒のため低速からの立ち上がり加速がとても良く、狭目の峠道では今まで乗ったバイクで最速だったかも。また、オフ車
らしいリーンアウトでのコーナーリングの楽しさが良くわかった1台でした。
 ただシート高が高く、バレリーナ状態で、オンロードならまだしも林道とかに行くと、セルがついていないこともあって完全にもてあましていた。特にリアシートに荷物とか積んでいたらもう最悪。林道で命の危険を感じさせてくれた一台でもあります。

<乗り換え>
 結局林道にはあまり行かなくなったのと、ほぼ2万km乗り、消耗品交換をまとめてやる時期になったことから乗り換えを決意。貴重な2stなので下取りに出さず残しておけば良かったかな、と思う時も。


 KAWASAKI ZXR250
   (C2型92年式)

  [2000〜2005/1]
  ・水冷4st4気筒 246cc
  ・馬力  45PS/16000rpm
  ・トルク  2.5kgm/11500rpm
  ・車重  141kg
  ・燃費
    一般道   平均24〜25km/l
    高速主体  平均22〜23km/l
  ・FADDYDADDYのサイレンサー
   
以外はノーマル
 250CCという排気量に思い入れがあり、これまで250ばかりを乗り継いできたが、最近はメーカーが250の魅力的なバイクを作ってくれないため、CRMからの買い替えを決めたもののなかなか次のバイクが見つからない。250に見切りをつけて一時はCB400SFにしようかと思っていたが、程度極上のこいつが目にとまり、購入することを決定。

 4気筒250は人のバイクを時たま預かって面倒をみていた時期があり、「低速トルクが薄く、遅い」、「音だけ」と、余りいいイメージを持っていなかったが、乗ってみたらこいつは案外良かった。
 確かに同排気量の2stに比べ全体的にトルクがないので、爆発的な加速力という刺激はないが、峠道でエンジンを使い切って走るのはやっぱり楽しい。
(絶対スピードはたいしたことないけれど、人と競うのでなければ気分は最高!)

<乗り換え>
 リッタークラスとのツーリングでもさほど不足を感じることもなく、しっかり走ってくれる本当に良く出来たマシンだった。約5年2万5000km弱走ったところでフロントブレーキの違和感、リアホイールのリム曲がり、前後タイヤの寿命が重なり修理費がかかることと、距離が伸びてきてここで直してもいつまでエンジンが持つのか、という点を考えて下取りに出すことに。本当はこいつも手元に残しておきたかったな。


  SUZUKI SX125R(M)
  (SF41B最終型
       91or92年式)

  [2004/5〜2015/09]
  ・水冷4st単気筒 124cc
  ・馬力  14PS/9500rpm
  ・トルク  1.1kgm/8000rpm
  ・車重  100kg
  ・燃費  平均32〜37km/l
 ZXRはいいバイクだったんですが、景色を見ながらゆっくり走るには向いていないため、ゆっくりツーリング用に125ccのこいつを買い足すことに。(購入の経緯はこちら
 さすがに125ccの4stなんでパワーはなく、最高速はせいぜい100km程度しか出ないけど使用目的が違うんで気にならない。その代わり燃費が良く、ガソリンタンクも大きいので、航続距離は400kmを越えるらしい。
 納車翌日にリアキャリアを取り付け、キャンプツーリングにそなえていますが、それ以外はそんなにいじる気はありません。ノーマルのままにしておいて、その分走りに行きたいな、と考えています。

<乗り換え>
 走行距離が5万kmをオーバーし、400km走行でエンジンオイルが200ccも減ってしまうという状態になってしまっていたため、グラディウスの下取りに出しました。オイルにさえ気を付けていればまだまだ走れそうでしたが、置き場所の問題もありますしね。


  HONDA VFR400RVL
   (NC30 91年式)

  [2005/1〜2009/1]
  ・水冷4stV型4気筒 399cc
  ・馬力   59PS/12,500rpm
  ・トルク  4.0kgm/10,000rpm
  ・車重   167kg
  ・燃費   21〜24km/l程度
 リッターバイクとのツーリングが増え、特に登り坂ではさすがに250ccで先頭を走っていると皆さんに迷惑かな、という思いと、ZXRのブレーキ系の違和感を解消するのにはディスクプレートを交換しなきゃならないのと、タイヤなど高額消耗品交換が重なることなどから買い替えを決定。
 程度はかなり良くとても91年式とは思えないほどで、エンジンも絶好調なんですが、やはり直列4気筒エンジンとは特性が違うことやギア比の問題から、峠でエンジンを使い切って(回しきって)楽しむタイプではありません。

<乗り換え>
 パワーがあるので大排気量車との高速道路ツーリングでも不満を感じることは少なく、バイクの調子自体も絶好調。飽きも来ていなかったのでもっと長く乗れるはずだったんですが、腰痛が出るようになってしまいポジションの楽なネイキッドに乗り換えることに。


 
HONDA CB400SF
   (NC31型93年式)

  [2009/01〜2015/09]
  ・水冷4st単気筒 399cc
  ・馬力  53PS/11,000rpm
  ・トルク  3.7kgm/10,000rpm
  ・車重  172kg
  ・燃費  19〜22km/l程度
 ネットでいつものように物色をしていてたまたま目に留まったバイク。年式の割に程度が良かったことと、黒系ではない鮮やかな色合いに惹かれて購入を決定。
 
 納車後しばらくは年式が古いのでいろいろ細かな問題が出ましたが、自分でいろいろ手を入れることで愛着も湧いてきました。中型の教習車として一番使われているバイクだけあってとても扱い易い良いバイクです。またポジションとギア比の関係で私の好きな低〜中速のワインディング走行が気分良く楽しめました。

<乗り換え>
 2015年8月23日、平湯キャンプツーリングの帰り道に、白鳥の北のやまびこロードで、センターラインをオーバーして来たバイクに突っ込まれ、廃車になってしまいました。


 
YAMAHA DT125R
   (3FW7型93年式)

  [2009〜    ]
  ・水冷2st単気筒 124cc
  ・馬力  22PS/9、000rpm
  ・トルク  1.9kgm/7,500rpm
  ・車重  110kg
 
 私の腕や乗り方ではオフロード走行でSXに不満を感じることはほとんどありません。コースを走る訳ではありませんからね。またオンロードも一人で走っている分には登り坂でのパワー不足以外は不満は感じません。ただマスツーリングとなると話は別。先頭を走っている時は自分でペースを作れるのでいいんですが、後ろから付いていく場合ではパワーの無くて大変ということ以上にエンジンを回しすぎてしまい壊れてしまう心配があります。このため200〜250ccへの乗り換えを考えていたんですが、結局125cc2stバイクを買い増すことに。
 
 この頃のYAMAHAはセンスを疑うようなカラーリングのバイクが多く、このDTも紫がベースという何ともすばらしいカラーリング。どう見ても不人気色です。DTなら最終型(3FWA)のブルーが良かったんですが、海外に高値でまとめて輸出されてしまったそうで国内の中古市場にはほとんど出てきません。価格も馬鹿みたいに高いですしね。ただ私の場合、モトクロスパンツやブーツ、ヘルメットが青なので跨ってみるとそんなに違和感はありませんでしたので、すんなり購入を決定しました。

 これも古いバイクだったため納車後もいろいろ問題がありましたが、今となっては貴重な2st、大事に乗りたいと思います。

<乗り換え>
 走行距離が約3万kmに到達。そろそろ腰上OHを考えなきゃいけないことに加え、リアショックの油漏れも発生。まとまったお金が掛かってしまいそうだったため、乗り換え。


 
KAWASAKI KLX125
   (KLX125CD型 13年式)

  [2015〜    ]
  ・水冷4st単気筒 124cc
  ・馬力  10.2PS/8,000rpm
  ・トルク  1.0kgm/6,000rpm
  ・車重  112kg
  ・燃費  のんびりツーリングなら50km/Lオーバー
 
 SX125Rの老朽化を受け、2015年6月に購入。125ccクラスのオフ車はホンダのXR125L、ヤマハのXTZ125、カワサキのKLXと3メーカーの車両が販売されているんですが、メーカーが正規モデルとして売っているのはKLXのみ。このためかなり売れているようです。排気ガス規制や騒音規制の関係で軒並みパワーダウンしてしまっていると聞いていたので、SX125Rより走らないんだろうなと思っていたんですが、良い意味で裏切られました。良く走り、燃費も無茶苦茶良い素晴らしいバイクです。

<乗り換え>
 左膝裏の痛みが出てしまい、オフ走行に不安を感じるようになってしまったため、CRF250Lとともに下取りに出すことにしました。
 

 SUZUKI
 GLADIUS400
   (SFV400A型 12年式)

  [2015〜2017]
  ・水冷4stV型2気筒 399cc
  ・馬力  55PS/11,000rpm
  ・トルク 4.1kgm/8,500rpm
  ・車重  206kg(装備)
  ・燃費  28〜33km/L

  *バイク暦で初のABS付きです


 事故で廃車となったCB400SFの後継として購入。海外生産でコストダウンを図るバイクが多い中、珍しい国産のため、今の400ccの中では馬鹿高い価格設定となっているのと、中古が少ないことから買い替えの候補から外していたんですが、たまたま見に行ったバイク屋さんで2012年式の新車が大幅値引きで売っているのを発見し、購入を決めました。
 年式は古いですが、2012年以降はカラーリング変更しかしていないので、中身は最新モデルということになります。
 一応新車なので、メーカー保障が2年付いていますが、生産から3年以上経過していますので、長期不動の中古と考えるべき。このため、購入後中古車並みの納車チェックを行いましたが、細かな腐食意外は特に悪くなっている部分は見当たりませんでした。3年落ちの低走行の中古車を買うより、間違いなくお買い得だったと考えて良いと思います。

<乗り換え>
 2017年8月13日のソロツーリングの帰り道に、田舎道でいきなり右折したアルファードに突っ込んで哀れ廃車に。


 HONDA
 CRF250L
   (MD38型 16年式)

  [2016〜    ]
  ・水冷4st単気筒 249cc
  ・馬力  23PS/8,500rpm
  ・トルク 2.2NM/7,000rpm
  ・車重  143kg(装備)
  ・燃費  慣らし中に39.9km/Lを記録

 
 セカンドバイクのDTが古くなって来たことから、250ccクラスのオフ車を探し始め、結局最新モデルのこれに決定。CRFには仲間内で2人乗っているので、セローにしようか散々悩みましたが、セローには更に年を食ってからでも乗れるのでは?というかみさんの言葉に従いました。
 普通なら用途の被るKLX125も下取りに出すところなんですが、いろいろと手を入れて愛着が深まっていることから、KLXは残すことにしました。CRFは足付きが悪くガレた林道に入る気にはならないので、そういう場所かKLXで、と一応住み分けも出来ますからね。

 私のバイク歴の中で、最新年式のバイクを購入するのは実はこれが初めて。タイ生産で本体価格を格安にしているため、数年落ちの中古とそんなに値段が変わらないんですよね。
  ただこのバイク、最近は国産のオフ車で「これでなきゃ!」という思い入れがある車種がなく、消去法で選んだ感があります。このため、全体のデザインや車両重量、工業製品としての仕上がり面(各パーツの仕上げが雑で、安かろう悪かろうイメージが)で納得がいっていない面も・・。この調子だとすぐ飽きてしまいそうなので、普段なら順次揃えていくカスタムパーツを購入時に集中して取り付けたり、新車ですが納車後整備をきっちり行うことなどで、「自分のバイク化」を進めています。おかげでだいぶ愛着が出てきたかな?

<乗り換え>
 左膝裏の痛みが出てしまい、オフ走行に不安を感じるようになってしまったため、KLX125とともに下取りに出すことにしました。


 HONDA
 CBR400R
   (2BL−NC47型 17年式)

  [2017〜2021]
  ・水冷4st2気筒 399cc
  ・馬力  34kw(46PS)/9,500rpm
  ・トルク 3.7NM/7,500rpm
  ・車重  192kg(装備)
  ・燃費  30〜34km/L
 事故で廃車になったグラディウス400の後継車として2017年10月に購入。事故続きのため、目立つ赤いバイクにしなさいというかみさんからの至上命令に従った結果、このバイクになりました。
 グラディウスを購入した2015年時点で既に売られていたバイクですが、2016年のマイナーチェンジで最近のホンダ車らしい顔つきになり、かなり格好良くなりました。見た目は完全にSSですね。
 でも中身は変わってないので、エンジン出力は400ccとしては低く、吹け上がりやパワー感にも尖ったところがない、燃費が良いことだけが取り柄のいわゆる眠いバイクです。まあ自分の走り方もだいぶ落ち着いて来たので、飽きることもないんじゃないかと。
 ただ、CB400SBもマイナーチェンジしパワーが上がっているし、カワサキからこのバイクよりさらに20kg近く軽いNINJA400も発表されましたので、もうちょっと待っても良かったのかも知れません。

 でもこのバイク、眠いばかりでなく軽さとハンドリングの良さという良い面も。私が好きなくねくね道走行には低中速トルクがあるエンジンと車重の軽さが何より重要なので、そういう意味ではばっちりです。
 ちなみにマフラーはモリワキのフルエキに交換済みです。

<乗り換え>
 2021年5月15日、390DUKEの下取りに出しました。走行距離は20,240km。もうちょっと高回転域のパワー感があったら売るのはもっと先になっていたんでしょうけどね。私にはあまりにも眠すぎるバイクでした。


 SUZUKI V−strom250

   (2BK−DS11A型 21年式)

  [2020〜    ]
  ・水冷4st2気筒 248cc
  ・馬力  18kw(24PS)/8,000rpm
  ・トルク 22NM/6,500rpm
  ・車重  189kg(装備)
  ・燃費  30〜35km/L
  コペン購入によりバイクの乗車頻度が落ちてきていたことから台数削減したかったことに加え、左膝裏の痛みによりオフ走行に不安を感じるようになってしまったことから、オフ車2台を売って1台購入することにしました。バイク選びに際しては、ツーリング利用がメインであること、コロナ禍でキャンプツーリングの回数も今後増えそうなので、荷物が積みやすく、一般道を走って楽しいバイク、という点を重視しました。
 購入に合わせ、フルパニア仕様としたため、キャンプだけでなく宿に泊まってのツーリングにも行きやすくなっています。CBRは荷物が積めないですからね。
 このバイクはツーリング用として長めに乗り、CBRの方を5年目車検に合わせてもう少し尖ったバイクに買い替えたいと考えていますが、どうなるやら。
 なお、このバイクはエキパイとマフラーをSP忠男に交換し、スズキ純正のサイドパニアケース、GIVIのトップケースを取り付けてあります。

 KTM 390DUKE
   (20年式)

  [2021〜2023]
  ・水冷4st単気筒 373.2cc
  ・馬力  43.5PS/9,000rpm
  ・トルク 37NM/7,000rpm
  ・車重  160kgちょっと(装備。乾燥149kg。)
  ・燃費  25〜30km/L
 CBR400Rに3年半、20000km乗ったため買い替えをぼちぼち考え初めていたところ、オイル交換に行ったバイク屋さんに置いてあったこのバイクを発見!以前からずっと乗りたいと思っていたバイクなんですが、2世代目となりかなり故障が減っているようなので購入に踏み切りました。

 購入した時には既に2021年式が売られ初めていたんですが、この年式のカラーリングの方が好きだったため、あえて型落ちにしてみました。
 ロングツーリング用にはV−strom250があるので、こっちは山間くねくねロードに特化。しっかり住み分けが出来ています。実際、瞬発力が結構あるので、山間部走行はかなり楽しいです。そういう走りは卒業したつもりだったんですけどね。

<売却>
 バイクに乗る機会も、1回あたりの乗車時間・距離も少なくなって来ていて、2台持ちがもったいなくなってきたため、2023年6月17日に売却しました。走行距離は9428km。バイク自体にはほとんど問題はなかったんですが・・・。

 HONDA CBR250RR
   (8BK−MC51型 23年式)

  [2024〜    ]
  ・水冷4st2気筒 249cc
  ・馬力  31kw(42PS)/13,500rpm
  ・トルク 25NM/10,750rpm
  ・車重  168kg(装備)
  ・燃費  39〜32km/L
 2023年の夏に体調を崩してしまったこともあり、2台持ちを止めていたんですが、V−Strom250だけだと走行距離がどんどん伸びてしまうし、ワインディングを走っていても物足りなさを感じてしまいます。390DUKEのような刺激の強いバイクの1台体制にすること考えていたんですが、行きつけのバイク屋さんに現車が特値で置かれているのを発見!購入に踏み切りました。
 VFR400Rのレプリカポジションが腰に悪く、CB400SFに乗り換えた経緯はありますが、最近体重が大幅に減っていて、腰への負担が下がっているのでまあ何とかなるんじゃないかと思っています。

 なお、今回購入したモデルは2023年2月に販売開始されたもので、現時点でHONDAからは2024年モデルの発表はありません。SSはモデルチェンジサイクルが短いのですぐ旧型になっちゃうのが気になるところですが、どうやらもう1年は最新型と言ってられそうです。カワサキのZX−25Rにパワー・人気とも負けているので、次は4気筒を出して来るんじゃないか?という噂はありますが、250CCだと2気筒の方が低速トルクがあって乗りやすいので、4気筒マシンが出ても自分的には悔しく思うことはないだろうと思っています。


HOMEに戻る

ライン

inserted by FC2 system